ヒルトン大阪(大阪市北区梅田1)は4月12日から、発展途上国の生活改善を支援するためのチャリティーイベント「ホープ・アット・ザ・ヒルトン・ウィーク」を開催する。
NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構(愛知県名古屋市)の活動を支援するもので、期間中に実施するイベントを通じて集まった寄付金は、東南アジアやアフリカの貧困地域で清潔な水を供給する事業などへ役立てる。昨年ヒルトン名古屋、ヒルトン東京での開催時には、1週間で計約200万円の寄付金が集まった。
期間中、2階ブラッセリー「チェッカーズ」では、飲食代金の5%を支援金として寄付。「チャリティー・ヘアカット」(13日のみ)では美容室「CRAIVE(クライブ)」(中央区)のTeiji Maedaさんなどトップスタイリストのヘアカットが、「リラックス・フォー・チャリティー」(16日のみ)ではプロによるマッサージやネイルケアなどが、それぞれ2,000円で受けられ、代金の4分の3~全額が寄付される。いずれも要予約。実施時間は10時~18時。
12日正午からは「ホープ・トラベル&レジャー・オークション」を実施。出品される商品は、協賛企業から寄付されたマウンテンバイク、長野県白馬村でのカヌーツアーや日本や東南アジアなど24カ所のヒルトンホテルの宿泊券などで、ウェブのほか同ホテル2階回廊スペースでも入札できる。入札締め切りは19日18時。期間中ホテルに来館し、チャリティーイベントに参加した人の中から抽選で1人に、ユナイテッド航空のビジネスクラスペアチケットが当たる。
そのほか、2階の回廊スペースでは、同法人の活動内容や水の大切さを紹介するパネル展示も。同ホテル広報担当者は「イベントを通じて多くの方に水の大切さを改めて学んでいただき、ヘアカットやマッサージ、食事などを楽しみながらチャリティーに参加していただければ」と話す。
開催は今月19日まで。イベントの予約・問い合わせは同法人(TEL 052-204-0530)で受け付ける。