クリスマスイベント「GRAND WISH CHRISTMAS 2025」が11月6日、グランフロント大阪(大阪市北区大深町)で始まった。
今年で13回目の開催となる同イベント。メインコンテンツは、北館1階「ナレッジプラザ」のクリスマスツリー「Winter Prism Tree」。クリスタルガラス素材のツリー頭上には、オーロラをモチーフにした総長70メートルの「光のベール」を高さ約11メートルからつり下げた。16時から(土曜・日曜・祝日は15時から)は、15分間隔でライティングショーを行う。ツリーの世界観に合わせて作曲されたという音楽とともに、ブルーやオレンジ、ピンクラベンダーなど色とりどりの光でツリーを照らす。24時まで。
うめきた広場水景にある同館シンボルキャラクターの緑色のクマ形オブジェ「テッド・イベール」は、雪の結晶をデザインした赤色のケープを着せ、クリスマス仕様にする。
ウサギの女の子のキャラクター「ミッフィー」とコラボレーションした企画も行う。「miffy Christmas in UMEKITA」と題し、同館とグラングリーン大阪が共同開催する。コンテンツは、大阪・関西万博のオランダパビリオンで展示されていた高さ1.8メートルのミッフィー像の再展示をはじめ、ミッフィーのシルエットをかたどった巨大フォトスポットや5カ所を巡るデジタルスタンプラリーの設置など。
開催初日に行われたクリスマスツリー点灯式には、モデル・俳優・歌手のアン ミカさんがブロンズゴールドのドレスで出席した。登場時には「私自身がクリスマスツリーの気分で来た」と笑顔であいさつ。「ツリーってただキラキラしているだけでも十分美しいのに、ここまで多彩な表情を見せてくれるとずっと見入ってしまう」とライティングショーに触れ、来館者には「寒い季節でもグランフロント大阪のツリーの明かりで心が温かくなる。大切な人と一緒に笑顔でツリーを見上げてほしい」と呼びかけた。
12月25日まで。
うめきたエリアの冬の風物詩として親しまれるシャンパンゴールド色のイルミネーションは今年、グラングリーン大阪・南館とうめきたグリーンプレイスが開業したことから、点灯範囲を拡大し、うめきた広場周辺のケヤキ並木やイチョウ並木の街路樹に約48万球のLEDライトを取り付ける。来年2月28日まで。