展覧会「ねこ休み展 2025 in 大阪」と「ミニチュア写真の世界展 2025 in 大阪」が11月12日、ルクア大阪(大阪市北区梅田3)9階・LUCUAホールで始まる。主催はBACON(東京都台東区)。
「りっこ」さんのせいろに詰め込んだ62種類のミニチュア点心作品
「ねこ休み展」は、猫の写真展示をはじめ、猫をモチーフにした雑貨、ハンドメード作品の販売を行う写真展。「ミニチュア写真の世界展」は、ミニチュア模型の写真や立体作品を展示し、ミニチュアグッズも販売する作品展。毎年全国を巡回する両展を今回は同時開催する。
「ねこ休み展」では、63組の参加クリエーターが出展し、展示・販売合わせて1000点以上の猫作品とグッズを用意。大阪初出展となるのは、Xで10万人以上のフォロワーを持つ北欧猫「しろあん」や、インスタグラムで約24万人のフォロワーを持つ「まいるんち」さんのマンチカンの親子猫「まいる&じゅじゅ」など。2015(平成27)年の初開催から10周年を迎えたことから、アーカイブ作品や過去に同展を盛り上げてきた「スター猫」が新作と共に登場する特別展示も行う。
「ミニチュア写真の世界展」では、62組の参加クリエーターによる立体作品や写真作品を展示し、1000点以上のミニチュアグッズを販売。会場では、関西エリア初となる作品を中心に展示する。作品は、インスタグラムで6.5万人以上のフォロワーを持つ「りっこ」さんのせいろに詰め込んだ62種類のミニチュア点心や、金属加工技術を使ったミニチュア作品を制作する「ミニ厨房庵(ちゅうぼうあん)」さんの1960年代の中華料理屋を再現したジオラマなどを並べる。
同社広報担当者の沼尻年弘さんは「『ねこ休み展』は、東京・浅草橋で小さな写真展として始まったが、SNSを通じて多くの方に広まり、累計来場者は200万人を超え、世界で展開できるまでになった。感謝を込めて、『10年の歩みと今』を一度に感じられる展示を予定している。『ミニチュア写真の世界展』では、物語のワンシーンをのぞき込むような精巧な作品が並ぶ。写真を撮る、作品を買う、その瞬間を共有する、そんな『体験するアート』を存分に楽しんでもらえれば」と話す。
 開催時間は10時30分~20時30分(最終日は19時閉場)。入場料はそれぞれ800円(3歳以下は無料)。11月19日まで。