
北海道のグルメやスイーツを集めた物産展「阪神秋の北海道市場」が10月15日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階催事場で始まった。
毎年春と秋の年2回開催する同店の人気催事。同店のグルメイベントが「立ち飲み・立ち食い」を売りとしていることから、今回は北海道のビールと「アテ」になる出来たての総菜を集めた。会場には、クラフトビールなどと共に購入した商品の飲食ができるイートスタンドを設置。北海道の食材を使ったフード・スイーツなど約60店が出店する。
総菜は、生地やあんにトウモロコシを使った「餃彩(チャイ)」の「こんがりバター醤油(しょうゆ)とうもろこしギョーザ」(6個810円~)、トウモロコシ丸ごと1本を使って客の目の前で焼き上げる「帯広串〇」の「とうきび」(540円)、イカ丸ごと1杯に米を詰め込んだ「北海道一直売」の「ジャンボいかめし」(1,188円~)などを用意。ビールは延べ80種類ほどを販売する「HOKKAIDO BEER BAR」に日替わりで8種類をそろえる。定番の「サッポロ」のほか、「オホーツクビール」「美深白樺ブルワリー」など道内15ブルワリーのビールを提供する。
弁当は、タラバガニの棒肉と肩肉、ズワイガニの爪を盛り付けた「北海工房」の「たらばとずわいの蟹(かに)づくし」(各日限定80個、3,851円)のほかカルビやサーロインなど5種類の部位を食べ比べてもらう「金獅子精肉店」の「北海道産牛一頭食い肉ずし」(10貫2,430円)などを販売。スイーツは、余市産のリンゴを使い直径が13センチある「王様の工房」のアップルパイ(1,398円、10月21日まで)や、メロン半玉を器として使った「札幌やおきゅう」の「生メロンソフトクリームダブル」(各日限定50個、1,980円)などをそろえる。
同店フード催事部の岩城隆文さんは「北海道にはクラフトビールの醸造所が年々増えていることもあり、ビールとビールに合うアテを特集した。野菜を主役にしたヘルシーなアテも用意したので堪能してほしい。パワーアップした立ち飲み・立ち食いを楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。10月27日まで。