
京都・福知山のアンテナショップ「福知山ちゃった」が9月16日、中之島フェスティバルタワー・ウエスト(大阪市北区中之島3)地下1階にオープンした。
福知山市と一般社団法人福知山地域振興社が運営する同店。同市初の常設アンテナショップとしてオープンする。店名は、同市の方言「ちゃった弁」から名付けたという。店舗面積は約50平方メートルで、店内は飲食エリアと物販エリアで構成。内装は和モダンをイメージし、木組みの棚や木目のカウンターなどを設置する。
飲食エリアにはテーブル席、カウンター席合わせて約30席を用意し、同市の特産品を使ったパスタをメインに提供する。パスタは、夏から秋にかけて旬を迎える「万願寺甘とう」のアラビアータ(1,390円)や、同市で取れた「九条ネギ」を使う「九条ネギと角煮のトマトソース」、同市のブランド卵「卵どすえ」の温泉卵をのせる「きのことベーコンのブルーチーズクリームソース」(以上1,490円)など12種類。ドリンクは、同市で蒸留された「京和漢 DRY GIN FOREST OF KYOTO」のソーダ割り(890円)や生ビール(490円)などアルコール含め9種類をそろえる。
物販エリアでは、食品や地酒、アパレルなど約30種類の商品を用意。食品は、「万願寺甘とう」とちりめんざんしょうのつくだ煮(864円)や日本茶専門店「山城屋茶舗」の「茶葉ごと味わう茶漬けの素」(3,456円)、地元洋菓子店の米粉を使うシフォンケーキ(380円)など。アルコールは、1717年創業の酒蔵「東和酒造」の日本酒やクラフトビール醸造所「Primary Barrels」のクラフトビールなどを販売する。アパレルは、「たおる小町」の「自然派フェイスタオル」(330円)や和柄のガーゼハンカチ(550円)など。
福知山市役所の西野肇さんは「福知山のおいしいと楽しいを一度に体験できる拠点となっている。福知山の旬の食材を使ったパスタで、市の魅力を多角的に伝えていきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。