グラングリーン大阪（大阪市北区大深町）の「うめきた公園」の水盤エリアで現在、人工の雲海を発生させるイベントが開催されている。

霧と環境音で涼を演出する昼の雲海

　「JAMMING FES SPECIAL PRE-EVENT”VIE and MUIC presents 夏の涼：雲海リトリート”」と題し、グラングリーン大阪のイノベーション拠点「JAM BASE」開業1周年記念イベントの一環で行う。暑熱対策よりも微細なミストを水盤一帯に噴出し、人工の雲海で覆いつくす。昼は落ち着いた環境音、夜は光と脳科学に基づきリラックス効果があるという「ニューロミュージック」で異なる演出を行う。

　人工の雲海を手がける産業用スプレーノズルメーカー「いけうち」（西区）のノズル事業部大阪営業所シニアマネジャーの牧丘さんは「昼は明るい日差しの中で音楽と共に涼を提供し、夜には光の演出も加えたアート空間を作り出した。現地で体感してほしい」と話す。

　開催時間は、昼の演出＝9時～18時、夜の演出＝18時～22時。入場無料。8月27日まで。