
大阪・堂山の「堂山食堂 本店」(大阪市北区堂山町)が7月30日から、朝食メニューの提供を始める。運営はサンキング(同)。
大阪市内のキタエリアを中心に6店舗を展開する「堂山食堂」。今回、2022年4月に閉店した天神橋筋六丁目駅近くの「中華食堂 十八番」で提供していた朝食メニューを、本店限定で提供する。本店の初代店長・篠宮謙二さんは「十八番の朝食を梅田で復活させたいという思いから、コラボに至った」と話す。
朝食メニューは、「中華食堂 十八番」の後継店舗で現在も朝食メニューを提供している「老虎苑(ラオフーエン)」の店主・南智彦さんが監修。スープとごはんをセットにした定食(660円)を常時2種類そろえる。スープは、鶏ガラと豚ガラでだしをとった中華スープをベースにキャベツやニンジン、豚バラ肉などを加えた定番の「とん汁」のほか、4月~9月はアサリをふんだんに入れた「貝汁」を、10月~3月は中華スープに酒かすと合わせみそをといた「かす汁」を用意する。卓上には、唐辛子などのスパイスをブレンドした調味料「アラコ」を備える。
トッピングのおかずは約10種類。「堂山食堂」の看板メニューで卵サラダをハムで筒状に包んで揚げた「ハムカツ」(1個330円~)のほか、「ちょい麻婆(マーボー)」「ちょいカレー」(以上110円)、「スクランブルエッグ」(250円)などをそろえる。
篠宮さんは「『十八番』や『老虎苑』にも通うファンの1人として、梅田で朝食を提供することができてうれしい。朝食としてはもちろん、お酒を飲んだ後の締めや仕事を終えた後の食事など、いろんなシーンで楽しんでもらえたら」と話す。
提供時間は5時~11時59分。