「阪急トップビアガーデン」が6月27日、阪急大阪梅田駅直結の阪急ターミナルビル（大阪市北区芝田1）屋上にオープンする。

696席を備える会場

　1972（昭和47）年の同ビル開業時から続く夏の恒例イベント。昨年に続き、今年も「阪急ビア横丁」をテーマに掲げる。昨年は約2万8000人が来場した。フード26種類、ドリンク70種類以上を時間無制限の食べ飲み放題で提供。梅田エリア最多という696席を設け、常時8割の席稼働を見込む。

　フードの目玉は、客の目の前であぶって仕上げる「炙（あぶ）りチャーシュー＆スパイスガーリックライス」や「炎のクレームブリュレ もなかとアイスを添えて」などのライブメニュー。オイルにくぐらせて提供するローストビーフや、好きな野菜を巻いてカスタマイズできるサラダトルティーヤ、めんたいマヨネーズをかけたチヂミなどを用意。スイーツは、ジャスミン風味の台湾スイーツ「愛玉子（オーギョーチ）ゼリー」やかき氷などをそろえる。

　ドリンクは、3社8銘柄のビールをメインに、ウイスキー、日本酒、サワー、カクテル、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンクなどを用意。カクテルは、リキュールを加えた「ハタチからのクリームソーダ」やカクテルグラスで提供する「杏子オレンジフローズン」などをそろえる。曜日限定サービスとして、月曜～木曜にクラフトビール2種類と「パッションマンゴーベリースムージーカクテル」を提供する。

　同ビアガーデン広報担当の上野藍さんは「お酒に合うビアガーデンらしいメニューから、ライブ感満載のメニューまでそろえている。ビールサーバーを背負って売り子がビールをサーブするイベントも用意している。フードやお酒と共に、楽しい時間を過ごしてもらえれば」と話す。

　営業時間は17時30分～21時。料金は、大人＝5,800円、子ども（4歳～12歳）＝2,500円。雨天中止の場合あり。8月31日まで。