ホテル阪神（大阪市福島区福島5）7階のバー「カバレロ」が現在、「ナイトアフタヌーンティー～魅惑の宇宙（そら）～」を期間限定で提供している。

客自身でつくるカクテルセット

　2022年から、男性客が多いバーに20～40代の女性客を取り込もうと始めた夜限定のアフタヌーンティー。今回は、星や月、銀河をイメージした造形のスイーツ6種類と酒との相性を考えたセイボリー6種類を、5種類から1杯選んでもらうドリンクと共に提供する。

　スイーツは、粉砂糖や琥珀（こはく）糖をちりばめ銀河を表現した黒い皿にのせる。三日月型クッキーのほか、銀河系の惑星をイメージし円すい形に仕上げたマンゴーとレアチーズのムース、ミルクチョコとパッションクリームを黒くグラサージュしたムースなど、トロピカルフルーツを使ったメニューもそろえる。

　セイボリーの目玉は、バンズからはみ出る大きさのプレスチーズを挟み土星に見立てた「惑星バーガー」。このほか、断面が星形のオクラを和えたミモザサラダやアイガモとプチトマトのピクルス、ライスコロッケ「アランチーニ」などを並べる。

　5種類から1杯を選べるドリンクは、スパークリングワインのほか、スミレのリキュールにジンとレモンジュースを合わせた「ブルームーン」やパッションフルーツリキュールとグレープフルーツジュースを合わせた「アース」など客自身がシェイカーを振って作るカクテルも用意する。

　オプションで用意する飲み放題プラン（90分制）は、スパークリングワインやワインカクテル、ジントニックなどアルコールを中心に、ソフトドリンクを含めた約30種類をそろえる。

　同ホテル料飲課の牧田美菜さんは「テーマの宇宙に合わせ、球体や円すい形など、ユニークな造形に仕上げている。バーの雰囲気とともに、ゆったりとした時間を過ごしてもらえれば」と話す。

　提供時間は17時～23時。料金は5,000円（飲み放題プランは1,800円増し）。利用2日前の正午までに電話かウェブサイトで予約が必要。日曜・祝日定休。8月30日まで。