
物産展「かわいい沖縄2025」が6月11日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)で始まった。
2014(平成26)年から沖縄グルメや雑貨を集め開催している同イベント。広報担当者の米田進悟さんによると、例年30~40代の女性客が多く訪れるという。今年は25店がアパレルや雑貨、グルメなどを販売する。
9階祝祭広場では、沖縄の北部地域・やんばるに店を構える約10店が出店。恩納村でカフェを営む傍らアーティストとして活動するMEGU WAZOUSKIさんは、スカーフ(6,380円)やポストカード(550円)などのグッズを販売。いずれも沖縄の自然を描いた絵をプリントしている。ハンモック作家・中島一臣さんが手がけたハンモックや、沖縄で自生する植物「アダン」の葉を使う「琉球パナマ帽子」、大宜味村の土を使う陶器「やちむん」もそろえる。「H & B ジェラ沖縄」は、シークワーサーや黒糖ラムレーズンなど地元食材を使うジェラート(623円~)などのスイーツを販売する。琉球舞踊や三線のライブパフォーマンスのほか、ミニチュアハンモック作りや三線の演奏体験などのワークショップも展開する。
9階催場では主にフードを販売。サーターアンダギー(216円~)、「ポーク玉子おにぎり」(584円)、「もずくのかきあげ」(351円)などを用意する。サーターアンダギーは、プレーンや紅イモなど4種類。おにぎりには自社養豚した豚肉のハンバーグを挟む。宮古島の雪塩を使うフィナンシェ(3個入り818円~)のほか、「サーターアンダギーミックス」(447円)、「ミミガージャーキー」(432円)などもそろえる。
地下2階フードイベントプラザには4店が出店。アグー豚やからし菜の漬物「チキナー」をのせたピザ(1,518円)や、注文を受けてから調理するタコス(1個391円~)、もずくのキムチ漬「もずキム」(1,418円)などを販売する。
米田さんは「梅雨入りしてじめじめとした天気が続く中、沖縄の食や工芸などを通して南国気分を味わってもらえれば。沖縄から来ているスタッフとの交流も楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月16日まで(地下2階は17日まで)。