
和ドーナツ専門店「Donut do。(ドーナツドゥ)」(大阪市北区曾根崎新地1)が6月9日、北新地にオープンした。
「Donut do。」は、奈良スイーツ(奈良県橿原市)が手がける新ブランド。和素材を掛け合わせたドーナツを販売する。同社共同代表の大西広起さん、西奈槻さんは生まれも育ちも奈良県。今後奈良に本店を構え、3年以内に100店舗を出店することを目指し、ブランドを広めるスタート地点として大阪の繁華街の一つである北新地に出店を決めた。店舗面積は1.5坪。テイクアウト限定。
ドーナツの生地は、北海道産の小麦「キタノカオリ」と「ユメチカラ」をブレンドし、長時間低温で発酵。ブリオッシュ生地に仕上げ、外はカリっと中はもっちりとした食感に仕上げる。ドーナツは8種類。ラインアップは、黒豆きなこを入れたホワイトチョコでコーティングしクルミをまぶした「くるみきなこ」、京都の西京みそを合わせた塩キャラメルをまとわせた「みそきゃらめる」(以上350円)、和歌山県産のぶどう山椒(さんしょう)を練り込んだビターチョコでコーティングした「さんしょうちょこ」(360円)など。1個当たりの重さは約60グラム。
17時からは手土産需要に応えるためドーナツ1個を約25グラムのミニサイズにした夜限定メニュー「みにどーなっつ」も用意。ドーナツ8種類全てを詰めた紙箱(8個入り1,500円)と8種類にドーナツ「こくとう」を加えて詰めた木製の高級箱(9個入り2,500円)をそろえる。
西さんは和素材を掛け合わせた理由について「たくさんあるドーナツ店の中で差別化を図るほか、日本の古都である奈良への出店を見据え、外国人観光客にも注目してもらえるよう考えた」と話す。「仕事後や昼のおやつとしてはもちろん、差し入れとしてシェアしながら楽しんでもらえれば」とも。