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阪急うめだで「北海道物産大会」 道産生乳のチーズやスイーツなど100店

毎年人気の海鮮弁当

毎年人気の海鮮弁当

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 北海道グルメやスイーツを集めた「春の北海道物産大会」が4月9日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階の催場・祝祭広場で始まった。

注文を受けてから作る「受賞チーズのじゃがいもラクレット」

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 1962(昭和37)年の初開催以来、春と秋の年2回開催してきた同店の人気催事。今回は、北海道の生乳から作られたチーズやスイーツに焦点を当てるほか、北海道の食材を使った海鮮や弁当、総菜などを販売する。前半(9日~15日)と後半(16日~21日)で入れ替え、延べ100店ほどが出店する。

 催場では、フードを中心に販売。「ふらの和牛」とブッラータチーズを挟んだ富良野和牛のハンバーガー(各日50食1,782円、前半のみ)、注文を受けてから十勝産チーズをかける「受賞チーズのじゃがいもラクレット」(880円、前半のみ)など。「夕張あきんど屋」の蒸しと焼き2種類のとうもろこし(各648円、前半のみ)や「若鶏時代なると」の「手羽先ざんぎ」(171円~)、発酵バターを使った生地で七飯町の紅玉リンゴを包んだアップルパイ(599円、前半のみ)などをそろえる。

 毎回好評だという弁当は、エビやカニ、ウニなど7種の海鮮がのった「特大ホタテとボタンエビの贅沢(ぜいたく)海鮮弁当」(各日150食、3,240円)やタラバガニのさまざまな部位をのせた「タラバ贅沢弁当」(各日100食、3,240円)のほか、昆布だしで熟成させた肉を使う「北海道産牛ヒレ・サガリ昆布熟成ステーキ食べ比べ弁当」(各日50食、3,024円)、豚バラ軟骨や豚のランプ肉をのせた「道産焼豚3種の食べ比べ重」(各日50食、2,376円、後半のみ)など海鮮系と肉系をそろえる。

 催場に設けたイートインスペースには、前後半合わせて6店が出店。札幌のラーメン店「NOUILLES JAPONAISE とくいち」(前半のみ)は、コンソメベースのスープにトリュフオイルを合わせたラーメン「黒トリュフと卵」(各日100食、2,200円)やコンソメにみそのたまり汁としいたけオイルを合わせたラーメン「液体味噌(みそ)らぁ麺」(1,320円)を用意する。函館「幸寿司(すし)」(前半のみ)はウニやえぞ蒸しアワビなど9貫の「握り・春の海」(3,630円)を用意する。積丹町「ふじ鮨」(後半のみ)はカズノコやサクラマス、ニシンなど10貫がのった「荒海」(4,730円)を用意する。

 祝祭広場では、ソフトクリームを前後半合わせて16種類提供。5種類のチーズを使った「クレームグラッセ サンクフロマージュ」(459円)、「美瑛放牧酪農場」の「放牧ソフトクリーム」(501円、以上前半のみ)、カボチャ色の「赤井川村のかぼちゃソフト」(451円)、トウモロコシの甘さが特徴の「とうもろこしソフトクリーム」(550円、以上後半のみ)などを用意する。このほか、旭川のショコラティエ「RAMS CHOCOLATE」(後半のみ)や帯広の菓子店「六花亭」などがスイーツを販売する。

 同店広報担当者の米田進悟さんは「前半にはクラフトビールをサーバーから注いで提供する。一堂に集まる広大な北海道各地のグルメや特産品を気軽に味わってもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時(15日と最終日は17時まで)。今月21日まで。

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