ホテル阪神（大阪市福島区福島5）2階のビュッフェレストラン「ネン」が3月29日、リニューアルオープンした。

新設したビュッフェカウンタ―

　2015（平成27）年からバイキング形式で洋食をメインに提供していた同店。リニューアルでは、受付を店外に移設したことでできたスペースにL字型のビュッフェカウンタ―を新設。メニューは、ライブキッチンで提供するメニューを増やすなど品数を40種類から60種類に増やし、洋食だけでなく和食、中華に幅を広げた。従来の40代以上の利用客層に加え、20～30代の女子会利用やファミリー層の利用を狙う。

　新設したビュッフェカウンターでは、「ポークと筍（たけのこ）の冷製 セサミソース」「ブロッコリーのボンゴレ・ビアンコ」「ベイクドオニオンのマリネ 和風ソース」など常時10種類のオードブルやサラダを提供。シェフが目の間で仕上げるライブキッチンでは、ミョウガやキュウリなど漬物をのせた「野菜寿司（すし）」、サツマイモやエビの天ぷら、ソラマメ入りマッシュポテトを添えるビーフステーキなどを用意する。

　ビュッフェボードでは、魚介類とタケノコのブイヤベース風煮込み、大根と厚揚げの煮物、黒酢酢豚、ミニ豚まんなど、和・洋・中の料理を並べる。デザートコーナーでは、自由にデコレーションできるクレープやイチゴのショートケーキのほか、ソラマメのプリン、トマト大福、ニンジンのスフレなど野菜を使ったメニューもそろえる。

　企画担当者の竹本紋佳さんは「野菜の鮮やかさを生かしたカラフルなフードやスイーツをそろえている。野菜を使ったメニューが多くヘルシーなので、女性にも喜んでもらえると思う。幅広い層に利用してもらえれば」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時（90分制）、ディナー＝17時～21時30分（120分制）。料金は、ランチ＝大人3,500円（土曜・日曜・祝日は4,800円）、子ども（4～12歳）1,750円、ディナー＝大人4,800円（同5,300円）、子ども2,400円。3歳以下無料。