堺筋沿いの三井住友銀行高麗橋ビル地下1階に1月13日、洋風ダイニング「北浜ハイボール Nomo」(大阪市中央区伏見町2、TEL 06-6231-4141)がオープンした。
「関西ではハイボールの店が少ない。関東と同じようにハイボールがメジャーになれば」(店長の池田さん)との思いでハイボールをメーンに扱う同店は、約18坪の店内にカウンター席、ハイテーブル席、テーブル席で計40席を設ける。メーンターゲットは「ハイボールを知る」30~50代の周辺企業に勤めるサラリーマンだが、「ハイボールって何?という若い世代や女性1人でも楽しんでいただけるように内装も工夫した」という。
料金は低めに設定し、メーンの「ザ・角ハイボール」はジョッキで304円、ザ・プレミアムモルツも409円で提供する。ハイボールは「ウイスキーが苦手な方でも楽しめるように、また昔からハイボールを知る方には新鮮さを」と、ジンジャーエールを使った「ハイボール1号」(409円)や、梅酒で香り付けした「ハイボール2号」(同)、ザクロのシロップを使ったローズハイボールの「ハイボール5号」(同)などを用意する。ウイスキー好きには、ハイボールにジャックダニエルを加えた「ハイボール6号」(同)も。そのほか、酎ハイ、焼酎、ウイスキー、梅酒、カクテルなど約50種のドリンクをそろえる。
料理は、自家製のデミグラスソースに牛スジを漬け込んで洋風にアレンジした「名物 デミスジ串」(1本126円、注文は3本から)が人気。同じソースを使った「きのこオムレツ」(514円)、「デミビーフ」(619円)も同店の名物料理で、そのほか「ソース焼きスパ」(514円)、「アンチョビキャベツ炒め」(409円)も人気のメニューだという。小皿料理を中心に約40種を提供する。
ランチタイムは、「Nomo特製カレー」「Nomoデミパスタ」(共に390円)のほか、カレーにミニパスタを付けた「カレーセット」(590円)、カレーとパスタ各1人前をセットにした「マンプクセット」(690円)など。女性同士の来店も多く見られるという。
池田店長は「ハイボールを知らない方でも楽しんでいただける店。料金も安いので立ち飲み感覚で使ってほしい」と話す。ディナータイムの想定客単価は2,000円~2,500円。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~15時、ディナータイムは17時~23時。日曜・祝日定休。