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「春の九州物産大会」が2月26日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場・祝祭広場で始まった。
九州地方7県の魅力を紹介するイベントとして例年開催。今回は、日本の3分の1を超える源泉総数を誇るという九州の温泉街の魅力に焦点を当て、温泉街グルメを販売するほか、クラフトビールバーを設け、食べ歩きの雰囲気を再現。催場ではフード・スイーツを、祝祭広場では工芸品などを販売し、合わせて約80店が出店する。
フードは約60店が出店。黒川温泉(熊本)で総菜や弁当を販売する「EAT LABO BR」が阿蘇名物のあか牛をローストビーフ丼と牛丼の2種類で楽しめる「あか牛丼」(2,301円)をイートインで提供。鉄輪(かんなわ)温泉(大分)の豚まん店「鉄輪豚まん本舗」の豚まん(281円~)や、練り物店「高田蒲鉾(かまぼこ)」(熊本)のちくわにポテトサラダを詰めたソウルフード「サラダちくわ」(201円)、さつま揚げ店「月揚庵」(鹿児島)の黒豚ウインナー1本をすり身で包み込んださつま揚げ「黒豚ウインナードッグ」(251円)などの食べ歩きグルメも販売する。
4種類のたる生クラフトビールを提供するクラフトビールバーも開設。ラインアップは、「八女ブルワリー」(福岡)の八女茶を使った「深蒸しIPA」、「ISLAND BREWERY」(長崎)のユズと白こうじ由来の酸味が特徴のフルーツビール「YUZU-KOJI ALE」(以上310ミリリットル、935円)など。
スイーツは、別府温泉(大分)の「杏樹 ゴトー饅頭(まんじゅう)店」のサツマイモを入れた大分名物「石垣もち」(216円)や、湯布院温泉(大分)の和洋菓子店「由布院 鞠智(くくち)」の熊本県産和栗、福岡県産あまおうイチゴなど5種類をそろえる「モンブランどら焼き」(891円)、雲仙温泉(長崎)の「雲仙観光ホテル」が作る「ゴルゴンゾーラベイクドチーズケーキ」(各日限定50個、3号サイズ2,801円)などを販売する。
同店広報担当の米田進悟さんは「今回は特にクラフトビールとおつまみになるようなフードを集めたので、九州の温泉地の食べ歩きの雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。3月3日まで。