ビアレストラン「フランダース・テイル」が7月31日、JR大阪駅西側の駅ビル「イノゲート大阪」(大阪市北区梅田3)の飲食ゾーン「バルチカ03」4階にオープンした。運営はイコン(京都市)。
たる生と瓶で提供するベルギーやドイツなどのビール約50種類と、ビールとの相性を考えたというフード約60種類を提供する同店。店舗面積は約80平方メートル。席数は、カウンター=11席、テーブル=26席。2009(平成21)年に初出店した西梅田の「ハービスプラザ」(梅田2)と神戸・三宮に続く3店目となる同店の店内は木目を基調にした。
カウンターに設置したビールタップで、爽やかな飲み口という「ヒューガルデン・ホワイト」やスパイシーな味わいという「レフ・ブロンド」、酸味と甘みがあるという「ミスティック チェリー」(以上539円~)など7種類を提供。瓶ビールは、「ロシュフォール 10」(1,870円)や「オルヴァル」(1,650円)、「シメイ・レッド」(1,300円)などベルギーの修道院内で醸造されたビールを中心に30種類以上をそろえる。
フードの目玉は、やわらかい肉質が特徴のリブロースの中心部位だけを使う「FT特製 プレミアムローストビーフ」(150グラム2,200円~)。このほか、エールビールで蒸した「バケツムール貝」(1,100円~)や温かいスモークを閉じ込めた容器で提供する「カマンベール瞬間燻製(くんせい)」(825円)なども用意。タパスメニューは、「自家製ピクルス」(550円)や野菜の煮込み「カポナータ」、「烏賊(イカ)と海老(エビ)のサルピコン」(以上605円)など15種類をそろえる。
ランチタイム(11時~14時)には、「B.L.T バケットサンド」(990円)や「牛タンシチューのオムライス」(1,760円)、マルゲリータなどのピザ(935円~)を用意する。
同社ユニットリーダーの日下和昭さんは「仕事帰りの人や大阪駅を訪れる国内外の観光客など、少人数利用をターゲットに据える。たる生ビールは少量のお試しサイズも用意しているので、さまざまなビールを飲み比べながら食事を楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー16時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~23時)。