スペイン料理店「XIRINGUITO Escriba(チリンギート エスクリバ)大阪」が7月31日、「イノゲート大阪」(大阪市北区梅田3)の飲食ゾーン「バルチカ03」3階にオープンした。運営はトランジットジェネラルオフィス(東京都渋谷区)。
メディア向け試食会に合わせスペインから来日したエスクリバさん
主にパエリアを提供するスペイン発祥の同店。2018(平成30)年に国内1号店を東京・渋谷にオープンした。関西には初出店となる。店舗面積は212平方メートル。席数はテーブルとカウンター合わせ82席。
パエリアは5種類を用意。赤エビ、アサリ、ムール貝、白身魚、イカを使った「エスクリバ」(3,600円~)には、水分量が少なく硬さが特徴の「バレンシア米」を使う。「エスクリバ」にイカスミを加えたパエリア(3,400円~)はショートパスタ「フィデウア」で作る。そのほか、鶏肉や牛肉を使ったパエリアも用意する。人数に合わせて注文できるよう、サイズは、S(約2人分)、M(約3人分)、L(約5人分)を展開する。
一品料理は約20種類。ピザ生地の上に生ハムをのせた「エアバッグ」(2,100円)を目玉に、ピリ辛ソースとニンニク風味のソースをかけたフライドポテト(800円)、タコとジャガイモを使う「タコのガリシア風」(1,600円)など、スペインの郷土料理もそろう。「エアバッグ」は、スペイン本店を立ち上げたジョアン・エスクリバさんが、パンをオーブンに入れた際に膨らんだ様子から発想を得たという。
ドリンクは約70種類。ワインにフルーツを入れて飲んでもらう「サングリア」(850円)、同店オリジナルカクテル「地中海レモンサワー」(900円)、「バレンシア・ハイボール」(950円)をはじめ、ビールやソフトドリンクを用意する。
メディア向け試食会に合わせ来日したエスクリバさんは「食材や技術の全てにこだわり調理している。バルセロナの海を想像しながら料理を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は11時~23時。