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梅田・お初天神に「相席食堂」のリアル店舗 初日は30人が行列

「ちょっと待てぃ!ボタン」と番組プロデューサーの高木伸也さん(右)

「ちょっと待てぃ!ボタン」と番組プロデューサーの高木伸也さん(右)

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 バラエティー番組「相席食堂」のリアル店舗が8月7日、大阪・梅田の「お初天神裏参道」(大阪市北区曽根崎2)にオープンした。

初日はオープン前から30人が並んだ

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 「相席食堂」は2018(平成30)年1月から放送開始している番組で、MCを務めるお笑いコンビ・千鳥が日本各地を旅するゲストの芸能人と地元の人との交流にツッコミを入れていく。ファンにリアルな空間で番組を楽しんでもらえる場を提供しようと、6カ月の期間をめどに立ち飲み店としてオープンした。スタジオセットを再現した店の店舗面積は約10坪。酒瓶を入れるプラスチック製の箱「P箱」を重ねたテーブルを設置し、約20人を収容。番組の名場面をモチーフにしたフードやドリンクを提供する。

 店内は、千鳥・ノブさんの父の愛称「ノルディック親父」の文字を彫った木製看板や歌手・研ナオコさんの写真など小道具を飾るほか、VTRにツッコミを入れる際に千鳥が押す「ちょっと待てぃ!ボタン」を設置。ボタンは実寸大で、記念撮影ができるようにした。店内に設置したモニター2台では、毎週火曜のリアルタイム放送を流す。

 フードは約10種類。プロレスラー・長州力さんの名せりふを冠した「猿払(さるふつ)村の飛ぶぞホタテ」(1,078円)やタレント・又吉直樹さんが出会った男性の口癖を冠した「保戸(ほど)島のちーよマグロ」(968円)、千鳥・大悟さんがボートレーサー・峰竜太選手の強さを評した名せりふから名付けた唐揚げ「4カドのムネはムネなんよ」(748円)など。

 ドリンクは約20種類。「麦のソーダ割3:7」(770円)や「ごっつい強炭酸のハイボール」(660円)などアルコールのほか、「ちょっとマテ茶」「ワールドウォーコーラ」(以上550円)、「肝臓を洗う水」(330円)などをそろえる。

 オープン初日には開店前から約30人が列を作った。「ネットで情報を見て、仕事を休んで来た。千鳥さんのファンで、毎週欠かさず番組を見ている。全メニュー制覇を目指す」とオープン1時間前から並んだという30代の男性。番組を観覧したことがあるという大学生は「スタジオの雰囲気をよく再現した店内だと思う。お客さんとの交流も楽しみたい」と話す。

 同番組プロデューサーの高木伸也さんは「毎週火曜はリアルタイムで放送を楽しめるように翌0時30分まで営業する。番組ファンだけでなく、番組を知らない人にも気軽に立ち寄ってもらい、交流を楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は17時~23時(火曜は翌0時30分まで、土曜・日曜は14時から)。

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