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中之島図書館で「大阪製ブランド」154製品を展示 ワークショップや販売も

さまざまな「大阪製ブランド」の製品が並ぶ

さまざまな「大阪製ブランド」の製品が並ぶ

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 「大阪製ブランド」の展示会「Osaka Products All Collection vol.2」が6月18日、大阪府立中之島図書館(大阪市北区中之島1)3階展示室で始まった。

引退車両の部品をアップサイクルしたカバン

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 「大阪製ブランド」は大阪府知事が認定した「中小企業の優れた技術に裏打ちされた想像力あふれる製品」。2021年9月、認定された製品全てを集めた展示会を初開催し、約1カ月の会期中に2926人が来場した。2回目となる今回は、前半(7月6日まで)、後半(7月9日~30日)で展示の一部を入れ替え、2012(平成24)年から2023年までに認定された全154製品を紹介する。一部の製品は、同館2階「ライブラリーショップ」で販売する。

 日用品やキッチン用品、アパレルアイテム、インテリアなどをカテゴリーに分けて展示する会場では、伝統工芸品「大阪浪速錫器(すずき)」の技術を使ったアイスコーヒー専用のタンブラーや、つり輪や車両連結部の素材など引退車両の部品をアップサイクルしたかばん、加工せずに紫外線カットができる染料を使う大阪発祥の伝統的な染め技法「注染」で染めた日傘などを紹介。70キログラムの荷重に耐えることができる段ボール製のデスクセットや、電線ドラムの製造で発生するブナベニヤの端材を使いビー玉転がしができる積み木など子ども向けの製品も紹介する。

 7月27日には、ものづくりの魅力を体験できる有料のワークショップを開催。20コンテンツを用意し、拡声器の原理を学ぶことができる「段ボール製スマホ用無電源スピーカー」(1,000円)、継ぎ目の見えない6面体のコレクションケース「ミノルキューブ」にコケ、石、白砂利などを並べる「コケリウム」(2,000円~)などを作ることができる。参加は一部事前予約制。申し込みはメールで受け付ける。

 大阪産業局MOBIO事業部の西尾和倫さんは「この機会に大阪製ブランドの製品を見てもらいそれぞれの想像力やアイデア力、技術力を知ってもらいたい。ワークショップもあるので『大阪製ブランド』に興味を持つきっかけになれば」と話す。

 開催時間は9時~20時(土曜は17時まで)。入場無料。日曜・祝日は休催。7月30日まで。

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