やきそば専門店「大阪やきそば 脂牛（あぶらうし）」（大阪市北区池田町）が5月23日、天満にオープンした。運営はtsudow（東京都渋谷区）。

ローストビーフ、牛脂マヨネーズ、肉みそなどをのせた「脂牛やきそば」

　炒め油やマヨネーズの成分にA5ランク宮崎牛の脂を使うという同店。新ブランドの1号店として出店する。店舗面積は約15坪。席数は、カウンター＝16席、テラス＝4席。焼きそばは6種類を用意。平打ちの太麺とキャベツ、モヤシ、牛ひき肉などの具材を客の目の前で炒め、鉄板にのせ提供する。

　ラインアップは、ローストビーフ、ネギ、牛脂マヨネーズ、肉みそ、卵黄をのせた「脂牛やきそば」（990円）、「脂牛やきそば」にシュレッドチーズをのせた「チーズ脂牛やきそば」（1,090円）、通常の3倍の野菜、牛脂マヨネーズ、同2倍の肉みそ、牛バラ肉、ネギなどをのせた「全のせ妖怪脂牛やきそば」（2,890円）など。サイドメニューとして「焼きエビ春巻き」（450円）をはじめ、青サンショウ、さんしょうラー油、カキしょうゆ、ニンニクチップがセットになった「玄人の調味料セット」、「ミルキークイーン」を使った白米（以上150円）などをそろえる。

　出店のきっかけについて、岡崎涼太社長は「大学時代、ワーキングホリデーでオーストラリアに行き、現地の日本人が経営する焼きそば店で働いた。毎年開催される『ヌードルフェスティバル』というイベントに出店した際、現地での焼きそば人気を知り、世界で愛される日本食になれる可能性を実感した」と振り返る。「今後10年で国内外に1000店舗の出店を目指す。大阪の焼きそばといえば『脂牛』となるような店づくりをしていきたい」とも。

　営業時間は、11時30分～14時30分、17時30分～23時30分。