沖縄物産展が5月15日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)で始まった。
8階催事場をメイン会場にスイーツや総菜、工芸品などを販売する54店舗が出店する「阪神のめんそーれ沖縄」のほか、1階「食祭テラス」では沖縄の器「やちむん」やローカルフードに焦点を当てたイベント「ハイサイ!めっちゃ沖縄!」を同時開催する。
8階は、沖縄で古くから伝わるお茶休憩の習慣「十時茶」「三時茶」にちなみ、例年の約1.5倍となる約150種類のスイーツを集めた。沖縄県産黒糖を使った商品の製造・販売を行う「手作り黒糖工房 上地屋」のかき氷「尚和三盆糖クリーム氷ぜんざい」(1,201円)や、北谷のメロンパン専門店「Re:MELO(リメロ)」のカラフルなキューブ形の一口サイズのメロンパンをカップに詰めた「よくばリメロ」(601円)、パイナップルのテーマパーク「ナゴパイナップルパーク」のパイン果実が入ったシュークリーム「パインボウル」(各日150個限定、301円)などを用意する。
総菜は、沖縄の台湾料理店「臺瓏(タイロン)」の沖縄県産豚「金アグー」を使った「あぐー焼き小籠包(ショーロンポー)」(8個1,080円)、「からあげ専門店Ricky」の握りこぶし大の唐揚げ「まぎ~からあげ」(100グラム486円)、おにぎりカフェ「おにぎり処(どころ)首里 ななむすび」のスパムや卵焼き、ゴーヤなどの具を米で挟んだ沖縄のソウルフード「おにぽー」(401円~)などを販売する。
1階は、南城市に工房を構える「石倉陶器所」や、鮮やかな色使いとデザインが特徴的な「陶器工房 壹(いち)」などが「やちむん」を販売。ソーセージ店「TESIO」のシークワーサーの果皮、イカ墨、レモンの香りなどを練り込んだ3種類のたこ焼きサイズのソーセージセット「猛虎ヴルスト」(各2個入り1,000円)、農産物直売所「ハッピーモア市場 tropical店」のレモンの皮を練り込んだサーターアンダギー(5個1,080円)などを販売する6店舗も出店する。
フード催事部バイヤー8階催事担当の岩城隆文さんは「全館で沖縄に関連するイベントを開催している。『めんそーれ』とお客さまを迎える準備はできているので、『はいさーい』と沖縄に来た気分で楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月20日まで。