「春の北海道物産大会」が4月10日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階の催場・祝祭広場で始まった。
毎年春と秋の年2回開催する同店の人気催事。今回は、旭川から富良野、十勝・帯広までつながる地域を「ごちそう街道」と名付け、同エリアの野菜・畜産品を特集するほか、北海道の食材を使った海鮮、弁当、総菜、スイーツなどを販売。前半(4月16日まで)、後半(17日~22日)で一部入れ替えて約100店舗が出店する。
催場は、グルメを中心に販売。富良野和牛や自家製ベーコン、チーズを挟んだハンバーガー(1,700円、前半のみ)や、旭川市江丹別町のブルーチーズを使った「江丹別ピザ」(1,981円、前半のみ)などを用意する。弁当は、「蔵」のボタンエビやズワイガニ、ホタテなどを盛り付けた海鮮弁当(各日150個、2,801円)や「札幌豊平館厨房(ちゅうぼう)」のA5ランクの黒毛和牛を昆布だしで熟成したサーロインステーキなどをのせた弁当(各日100個、3,888円)などをそろえる。
催場に設けたイートインスペースでは、週替わりで延べ8店舗が出店。函館の創作すし店「幸寿司(すし)」が、旬のサクラマス、春ニシンなどを使った9種類の握りすし(3,465円、前半のみ)を、札幌のラーメン店「らーめん黒山」が、清湯(チンタン)スープに白みそを合わせ厚切りのチャーシュー5枚をのせたみそラーメン(各日100食、1,430円、前半のみ)を提供する。
祝祭広場ではスイーツを販売。ソフトクリームは前半・後半で合わせて17種類をそろえ、富良野産のメロンを使った「赤肉メロンソフトクリーム」(481円、前半のみ)や「ハスカップヨーグルトソフトクリーム」(550円、後半のみ)などを用意する。富良野のスイーツ店「SHINYA」の「ふらの牛乳」を使ったチーズケーキ(1ホール2,001円)や千歳の和洋菓子店「morimoto」の北海道産豆4種類を食べ比べできるどら焼き(各日50個、6個入り1,251円、後半のみ)なども販売する。
9階の阪急うめだギャラリーとアートステージでは、北海道の木工品や雑貨を展示・販売する「北海道のクラフトマンショップ」も同時開催している。同イベント企画担当者の榮川正治さんは「グルメに加えてものづくりも知ってもらい、北海道の魅力が伝われば」と話す。
開催時間は10時~20時(16日と最終日は17時まで)。今月22日まで。