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南森町に「アットホーム」なベーカリー&レストラン 親子と友人で営む

妹の古川純子さん(左)と母の古川千重子さん(右)

妹の古川純子さん(左)と母の古川千重子さん(右)

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 ベーカリー&レストラン「PuPuPu Petit @ Petit(ププププティタプティ) BAKERY & KITCHEN」(大阪市北区天神橋1)が天神橋筋商店街近くに移転オープンして1カ月がたった。

ハード系、総菜系のパンが並ぶ

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 2017(平成29)年6月、大阪・此花区にオープンしたパン店が、レストランを併設したパン店として昨年12月に移転オープンした。店は親子と友人で切り盛りし、店主の正本誠子さんがパン作りを、妹の古川純子さんが食材の仕入れや接客を、母の古川千重子さんが接客を、友人の西山優子さんがレストランメニューの考案や調理をそれぞれ担当する。

 店舗面積は約20坪。壁のしっくい塗装や商品を並べる棚などはDIYで作り、木目調の落ち着いた雰囲気に仕上げた。席数はテーブル、カウンター合わせて約20席。

 パンは、総菜パンやスイーツ系のパン、ハード系のパン、サンドイッチなど常時30種類以上を用意。旬の食材を使ったパンは、愛媛県産のミカンをのせたフルーツデニッシュやフランスパンの上にカボチャと自家製のベシャメルソースをのせたタルティーヌ(以上300円)など。国産のリンゴ、キウイ、栗、レモンなどを使ったジャムやパウンドケーキなども販売する。

 レストランでは、11時~14時のランチに好きなサンドイッチ1つと日替わりスープ、ドリンクが付くセット(990円)や日替わりサラダとドリンクが付くグラタンランチ(1,320円)などを用意。ディナータイムは、約40種類の料理をアラカルトで提供。3年物の岡山県産カキを使ったワイン蒸し(990円)や長崎県産「よこわマグロ」とサーモンのカルパッチョ(968円)などの海鮮料理や、八丁みそとデミグラスソースで煮込んだ国産の牛すじ(748円)、国産の合いひき肉を使ったチーズインハンバーグ(880円)など肉料理をそろえる。ドリンクは、バーで働いた経験を持つ古川純子さんが選んだナチュールワインを中心にハイボール、サワー、焼酎などを用意する。

 正本さんは「移転前は近くに住む人の来店が多かったが、移転後は通勤途中や子ども連れなど幅広い層が来店している。旬の食材を使うためパンや料理のラインアップは日によって変わる。それぞれの得意な分野を生かして切り盛りしているので、おいしいものを食べたいと思ったときに立ち寄ってもらえるような店になれば」と話す。

 営業時間は、パン販売=11時~22時、イートイン=11時~14時、ディナー=17時~22時。正本さんが産休育休に入るためパン販売は3月初旬から一時休止予定。

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