12月1日より中之島で開催している「OSAKA光のルネサンス2008」のメーンパフォーマンスが12月13日始まり、大阪市立科学館北側公共広場(大阪市北区中之島4)に巨大な砂の彫刻が登場した。
昨年まで同イベントでは大阪市庁舎周辺のみで展開していたが、今年は中之島西部地区にも拡大し「WEST LIGHT PARK」を展開。さまざまな展示やイベントを開催している。
「Tottori city presents サイレントナイト・サンドファンタジー~鳥取・砂の彫刻~」は、鳥取市「砂の美術館」からの特別出展。鳥取砂丘の砂260トンを運び込み、都会に降りた天使をテーマに砂像彫刻家の茶圓(ちゃえん)勝彦さんが約1カ月かけ制作した。13日に行われた点灯式には、平松邦夫大阪市長や橋下徹大阪府知事、竹内功鳥取市長らが出席し、竹内市長は「鳥取自動車道が開通すれば大阪と鳥取は2時間半で結ばれる」「来年開催の鳥取・因幡の祭典にぜひ来てほしい」とPRした。
同エリアでは、光のまち、フランス・シャルトル市の光のインスタレーションなどを紹介する企画や、有名フレンチ・シェフによるクリスマススイーツの販売を行う「マルシェ・ド・ルミエール-日仏饗宴・光のマルシェ-」、世界各国のグルメを楽しめる飲食ブース「フードパーク」、音楽ライブ「光のSTAGE NIGHT」など多彩な催しを展開する。
大阪市庁舎周辺エリアでは、恒例となった「ウォールタペストリー」が始まった。大阪府立中之島図書館の正面入口壁面をスクリーンに大型照明を映し出し、「たいせつなとき・いま」をテーマに音楽と一帯になった作品を上映。平日=1日2回、土曜・日曜・祝日=1日6回行う。
期間中、バンド生演奏付きの限定クルーズや、市庁舎周辺と「WEST LIGHT PARK」を結ぶシャトル、宴会を楽しめる屋形船など、多数の船が運航し、イルミネーションで彩る中之島一帯を水辺から楽しむこともできる。
ライトアップやイベント、展示などは17時~22時まで(ウォールタペストリーのみ平日=20時~、土曜・日曜・祝日=18時~)。今月25日まで。