HEPナビオ内、NAVIO DINING & CAFE BIMI(大阪市北区角田町、TEL 06-6343-9479)6階ナビオガーデンで12月12日、「伝統とぬくもりのシュタイフ展」が始まった。
シュタイフ社は1880年、世界で初めてぬいぐるみを作ったドイツのメーカー。1902年に首、両手、両足が動く5ジョイントのテディベアの原型が考案され、アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルト(愛称=テディ)のやさしくて力強いイメージと重なり、「テディベア」の名前が付き人気を博した。同社の製品は職人によるハンドメードで、左耳には「ボタン・イン・イヤー」といわれる商標タグが付けられているのが特徴。
同展では、ヴァレンチノが2000年にモナコで行われたチャリティーオークションのために製作した「ヴァレンチノ テディ」を展示。ヴァレンチノが制作した「ヴァレンチノレッド」のドレスをまとったベアは約600万円で落札されたという。そのほか「最高品質の素材と斬新なデザイン」をテーマにした、シュタイフ愛好家のための「シュタイフクラブ」会員だけが購入できる限定品や、1926年に発表し2年間で3万体を生産する記録を作った「テディクラウン」など、貴重なベアを展示している。
会場では、シュタイフ社の歩みやテディベア誕生話などをパネルで展示するほか、ビデオも上映し、シュタイフ社の歴史を紹介する。グッズ販売コーナーでは、ドイツ・シュタイフ博物館展オフィシャルガイドブック「テディベアフォーエバー」(2,100円)などの書籍類や、「クラシックテディベア1920 ローズ35センチ」(34,650円)、「テディベアレプリカ1909(こげ茶)35センチ」(26,250円)などを販売する。
期間中、NAVIO DINING & CAFE BIMIで2,000円以上利用すると応募券を進呈。抽選でスワロフスキーが輝く「Swarovski Teddy Bear 『Twinkle』」や、定番テディベア「Teddy Bear Replica 1909」などが当たる。
営業時間は11時~22時30分。今月25日まで。