イタリアの魅力を紹介する「イタリアフェア 2023」が11月8日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場と祝祭広場で始まった。
今回で37回目を迎える同フェア。べネト州の文化の一つである「パッセジャータ(町歩き)」をテーマに約70店が出店し、フードやスイーツ、雑貨などを販売する。
祝祭広場には、州都・ベネチアの水路に浮かぶレンガ調の建物をイメージした壁を設置するほか、立ち飲みスタイルでワイン(グラス1杯、550円~)やツナムースを詰めたクロワッサン、タラのミートボールなど一口サイズのおつまみ「チケッティ」(440円~)を提供する。スイーツ店「パスティッチェリア ポッリチーノ」はベネチア発祥のスイーツ「ティラミスクラシコ」(810円)を販売する。ステージでは、カーニバルの衣装や仮面を身に着けて曲芸などを披露するエンターテインメントショーやイタリア菓子のトークショーなどを開催する。
催場では、ナポリで修業を積んだという職人が営むピザ専門店「イーカロ」のチーズや生ハムを使ったピザ(2,001円~)やベネチアのレストラン「オステリア アル トゥルビネ」のベネチア風パスタのほか、ジェラート専門店「ラ・ソルベッテリア・カスティリオーネ」がチョコレート、ピスタチオなど4種類の味のジェラート(2種盛り、715円~)を販売する。
雑貨は、鮮やかな色合いが特徴のパスタ皿(4,950円)やベネチアのカーニバルやショーなどで使われる仮面(6,600円~)、伝統工芸品「ベネチアンガラス」を使ったネックレス(1万1,000円~)などを用意する。
阪急うめだ本店の同フェア企画担当者の黒坂航平さんは「現地から約20人のシェフやクリエーター、デザイナーが来場している。ベネチアを歩いている気分で楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。13日まで。