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中央公会堂で今秋「中之島文楽」開催へ プロジェクションマッピングとコラボ

「中之島文楽 2023」の出演者たち

「中之島文楽 2023」の出演者たち

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 「中之島文楽 2023」が10月13日・14日、大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1)1階大集会室で開催される。主催は「文楽を中心とした古典芸能振興事業委員会」。

公演内容について話す吉田玉男さん

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 江戸時代に大阪で生まれた「人形浄瑠璃文楽」や講談など古典芸能を、世代問わず気軽に楽しんでもらうことを目的とした同公演。2015(平成27)年に初開催し、昨年開催時は50~70代を中心に観光客なども来場した。9回目となる今回は、娘の顔が「恐ろしい鬼」の形相に変わる特殊なからくり首(かしら)「ガブ」を使う2演目を上演する。

 上演前に講談師の旭堂南海さんが物語の背景を初心者にも分かりやすく紹介する。第1部では、嫉妬により娘が鬼に姿を変える物語「日高川入相花王(ひだかがわいりあいさくら)~渡し場の段~」を、第2部では、正体を隠していた鬼女が本性を表す物語「増補大江山(ぞうほおおえやま)~戻り橋の段~」を上演。プロジェクションマッピングで現代美術画家・後藤靖香さんによる絵を背景に投影する。

 7月に人間国宝に認定され、公演当日は人形遣いを担当する吉田玉男さんは「娘の顔が突然変わる仕掛けを見てほしい。プロジェクションマッピングとのコラボレーションは初めての試み。思いきり暴れて、良い格好を見せたい」と意気込む。

 上演時間は13日=18時30分~20時30分、14日=12時30分~14時30分。料金は一般=2,500円、高校生以下=700円(未就学児は入場不可)。定員は各日700人。9月9日10時からチケットを販売する。

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