ビアバー「WCB UMEDA 1」が7月14日、大阪駅前第2ビル(大阪市北区梅田1)地下2階にオープンした。運営はWEST COAST(静岡市駿河区)。
2019(平成31)年、社長のデレック・バストンさんが静岡・用宗漁港にビール醸造所「West Coast Brewing(ウエスト コースト ブルーイング)」を立ち上げ、静岡県内でのレストランやバーの運営、関東を中心に全国で卸売りを行う。関西での認知拡大を図ろうと、今年4月、心斎橋・南船場に静岡県外初の直営レストラン「WCB DARK LAB」(大阪市中央区南船場4)をオープン。梅田の店舗は、立ち飲みメインのビアバーとして出店した。
内装デザインは、バストンさんが手がける。角打ちスタイルのカジュアルなスタンディングバーをイメージし、白い壁や木目調のテーブルを設置するほか、壁の一部には同社の缶ビールにも登場するホップのオリジナルキャラクター「Hop Dude」を描く。店舗面積は約10坪。カウンター6席と約20人が入れる立ち飲みスペースを設ける。
カウンター内にサーバーを設置し、同社が醸造するクラフトビールをスタッフが直接サーブして提供。ラインアップは、かんきつ系の香りが特徴の「HOP & ESCAPE(ホップ アンド エスケーサープ)」や甘さと苦みの両方を楽しめるという「THE PRODIGY(ザ プロディジー)」など。毎週2~3種類の新商品を追加するため、常に6種類のたる生ビールをそろえる。価格は、S(240ミリリットル)=800円~、M(360ミリリットル)=1,200円~、L(480ミリリットル)=1,500円~。
店内ショーケースでは、エチオピアのコーヒー豆とココナツピューレを使った「Dark Lab Series 02(ダーク ラボ シリーズ 02)」(1,450円)や黒ビール「Double Slumber Party(ダブル スランバー パーティー)」(1,650円)など500ミリリットルの缶ビール10種類以上を用意。
フードは11種類。マグロを八角などで味付けしたルーローハン(650円)やクラッカーにつけて食べる「カニみそチーズディップ」(700円)、カレー風味の「うずらのスパイスピクルス」(480円)などつまみをそろえる。
店長の藤井圭さんは「昨年大阪のクラフトビールイベントに出店した際、関西にも店を出してほしいとの声をたくさんもらったので大阪に出店できてうれしい。気軽に立ち寄ってもらい、スタッフとの交流も楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は15時~22時(土曜・日曜・祝日は11時から)。月曜定休。