環境問題や暮らしを見つめ直すイベント「100万人のキャンドルナイト@OSAKACITY 2008 winter 茶屋町ナイト」が12月4日、大阪市北区梅田の茶屋町エリア一帯で開催された。2005年12月に西梅田会場で始まった同イベントは、毎年夏至と冬至の時期に開催。昨年12月(第4回目)からは茶屋町会場と2日間2会場で開催され今回で7回目。
NUchayamachi、梅田ロフト前には地元のアート関連の学生や、関西を中心に活動するクリエーターらの個性的なキャンドルアート作品を展示。来場者が参加する「メッセージキャンドル」では、阪急電鉄本社ビル前にキャンドルを置けるようにくり抜いた紙管が両脇に並べられ、「キャンドルの小道」が浮かび上がった。
梅田芸術劇場前の「ペーパーバッグ行燈(あんどん)展」は、北区の豊崎小学校・西天満小学校の児童60人や関西在住のクリエーター30人の「宝物」をテーマにした作品を展示したほか、工事中の仮囲いには事前にウェブ上で募集した「一行メッセージ」を展示。「ぼくの(作品)があった」と喜ぶ小学生や、「(メッセージを読んで)感動した」と話す会社員の姿も見られた。
20時ごろからは周辺の協力施設・企業が一斉に約2時間、施設の消灯を行った。
今月11日には西梅田エリアでも実施する。18時ごろ~22時ごろ。入場無料(メッセージキャンドルウォークへの参加は200円)。雨天の場合は翌日に順延(順延日が雨天の場合は中止)。