ハワイの魅力を伝えるイベント「ハワイフェア 2023」が7月5日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で始まった。
2014(平成26)年に初開催し、今回で9回目。初出店約15店を含む約80店舗がフードやスイーツ、雑貨などを販売する。会場は、「雨が降らなければ、虹は出ない」という意味のハワイのことわざ「ノーレイン・ノーレインボー」にちなみ、虹の看板を設置する。
フードは、タロイモを練りこんだもちもち食感のバンズを使う「ホノルル・バーガー・カンパニー」の「ブルーハワイバーガー」(1,581円)や、ダイヤモンドヘッドの麓にある食堂「パイオニア・サルーン」のマグロを使った「アヒステーキプレートランチ」(1,601円)などを用意。スイーツは、ワイキキビーチの5つ星ホテル内のレストラン「ザ・ベランダ」で朝食メニューとして提供されているマンゴーのパンケーキ(2,200円)や、マウイ島のドーナツ専門店「ドーナツ・ダイナマイト!」のピンク色や黄色のカラフルな4種類のドーナツ(801円~)など。「ビッグアイランドキャンディーズ」には、開店直後からバターとマカデミアナッツが入ったショートブレッドクッキーを目当てに行列ができた。会場には、スタンディングのイートインスペースを設ける。
雑貨は、ビーチの清掃活動で集めた漁業用の網やロープ、包装ビニルなどを使ったハンドメードのポーチなどをそろえるほか、ハワイの固有種「ハラ」の葉を乾燥させ手で編み込む伝統工芸「ラウハラ」の製法で作った帽子やかばんを用意する。祝祭広場階段下のステージでは、ウクレレ演奏やトークショーなどのイベントも開催する。
同イベント企画担当者の酒井彬子さんは「オーナーやスタッフなど約70人がハワイから参加しているので、現地の人との交流も楽しめる。大阪に居ながらハワイのライフスタイルを体験してもらえれば」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月10日まで。