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大阪・堂島で没入体験型ミュージアム モネ、ドガら印象派の絵画に包まれる

鮮やかな色彩が特徴の「印象派」の絵画を投影

鮮やかな色彩が特徴の「印象派」の絵画を投影

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 没入体験型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブ ミュージアム) OSAKA」が6月17日、堂島リバーフォーラム(大阪市福島区福島1)で始まった。

メディア内覧会に出席した公式アンバサダーの山之内すずさん

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 壁面・床面に投影する映像と音響を組み合わせ、「印象派」の絵画の世界観を体感できる同イベント。昨年の東京・日本橋を皮切りに、4月には福岡を巡回。大阪は3カ所目となる。子どもから大人まで幅広い年齢層が来場し、普段美術館に行かない人なども多数来場したという。

 鮮やかな色彩が特徴で、日本で人気の高い「印象派(IMPRESSIONISM)」をテーマにした。会場の四方に設置した高さ6メートルのスクリーンと約450平方メートルの床面に、印象派を代表する画家の約80作品を投影する。画家は、クロード・モネ、ギュスターブ・カイユボット、メアリー・スティーブンソン・カサット、エドガー・ドガ、カミーユ・ピサロ、ベルト・モリゾ、アルフレッド・シスレー、オーギュスト・ルノワールの8人。

 絵画作品を投影するだけでなく、19世紀当時にモネが見たと考えられるフランスの「ル・アーヴル港」の風景や、制作過程の絵の中に入り込んだような体験ができるという印象派の技法の投影など、作品の世界に深く入り込むための独自要素を追加した。会場には、大小さまざまなクッションを設置し、座りながら鑑賞することでリラックスした環境を作り「没入感」を演出する。

 開催前日に行われたメディア内覧会で同イベント公式アンバサダーの山之内すずさんは「どこを撮っても写真映えする空間。アートに詳しくない私のような初心者でも、作品の中に入った気持ちで楽しめる。自分自身が作品の一部になったような感覚が味わえる」とアピールした。

 開催時間は10時~20時。入場料は、大人(18歳以上)=2,500円、中高生=1,700円、小学生=700円、小学生以下は無料。9月6日まで。

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