展覧会「呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦0』編」が5月31日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階アートステージで始まった。
漫画家・芥見下々(あくたみげげ)さんが2018(平成30)年から雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載する「呪術廻戦」は、シリーズ累計発行部数6000万部を超える人気漫画。人間の負の感情から生まれる「呪い」をはらう呪術師の戦いを描く。2020年10月からテレビアニメの放送が始まり、昨年12月には映画「劇場版 呪術廻戦0」が公開された。
同展は3月の東京・銀座を皮切りに横浜を巡回し、大阪は3会場目。会場内を映画やテレビアニメシリーズごとに区切り、アニメ原画や絵コンテ、再現した作中の武器合わせて100点以上展示する。見どころは、光や映像で演出する、主人公「虎杖悠仁(いたどりゆうじ)」が通う学校の先生「五条悟」の等身大フィギュア。アニメ2期に登場するキャラクター「五条」「夏油(げとう)傑」が通った設定の「東京都立呪術高等専門学校」の制服やメインキャラクター「乙骨(おっこつ)憂太」に取りつく怨霊「折本里香」と写真が撮れるフォトスポットも設置する。
物販エリアでは、「呪術廻戦0」のラバーチャーム(880円)やアニメ原画が描かれたA3クリアポスター(990円)、全8種の「おすわりぬいぐるみコレクション」(1,980円)など16種類を大阪会場から新たに販売。同館9階のカフェ「丸福珈琲(コーヒー)店」では、墨で絵を描くアーティスト「こうじょう雅之」さんが描き下ろした武人画がデザインされたもなかをのせたコラボメニューでクリームソーダ(990円)を3種類用意する。
阪急百貨店のイベント担当者、中島朋子さんは「呪術廻戦の世界観に没入できるよう、映像やモニュメントを展示している。期間中何度も楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時10分~20時。入場料は当日=2,000円。6月12日まで。