レストラン「THE RAY(ザ・レイ)」が12月2日、リーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島5)アネックス棟7階にオープンした。
「イタリアンレストラン ベラ コスタ」を営業していた場所にオープンする同店。若い世代の記念日利用などをターゲットに据える。「一筋の光」をテーマに、グレーを基調にした店内でジャンルレスな料理をコース仕立てで提供する。座席はテーブル=50席を用意する。
料理は、フランスのレストラン「ラシェット シャンプノワーズ」などミシュランの星獲得店舗での経験を持つ倉員直樹さんが旬の食材を使って考案する。抹茶茶碗で提供するスープ「清水焼天目椀(きよみずやきてんもくわん)」やシメサバと酒かすクリームを合わせた一品、季節の食材を使い四季を表現するキューブ型の料理など、ランチ、ディナーで異なるコース料理を提供する。価格はランチ=8,500円~、ディナー=1万2,500円~。
空間デザインは、関西を拠点に活動するクリエイティブユニット「graf(グラフ)」が担当。エレベーターを降りてから約20メートル続く通路は薄暗い空間をほのかな照明で照らし、レストランへと導くイメージを表現したという。
倉員シェフは「おいしい料理と最高のサービスを提供する。今までにない食体験を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=18時~20時30分。