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中之島図書館で「博覧会の展覧会」 1970年大阪万博など万博グッズ1000点

「博覧会の展覧会Part3 太陽の塔が見た未来」を監修した藤井秀雄さん

「博覧会の展覧会Part3 太陽の塔が見た未来」を監修した藤井秀雄さん

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 「博覧会の展覧会Part3 太陽の塔が見た未来」が11月5日、中之島図書館(大阪市北区中之島1)本館3階展示室で始まった。

1970年大阪万博の特集ページをまとめた冊子

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 2025年の大阪・関西万博の機運を醸成しようと開催する同展。2020年から年1回開催しており、大阪で開催された博覧会や1970(昭和45)年から2025年までに国内外で開催の博覧会をテーマに、「万博マニア」として知られる藤井秀雄さんが収集してきた貴重なグッズをメインに展示してきた。家族連れや過去の万博を訪れたことのある人など、幅広い年齢層の来場があったという。

 3回目となる今回は、会場を「1970年大阪万博会場で見た未来」「2025年日本国際博覧会」など5つのテーマに分けて、約1000点のグッズを展示する。目玉は、「少年サンデー」「ぼくらのマガジン」など少年雑誌・書籍に掲載されていた1970年大阪万博に関する特集ページをカラー印刷した冊子。15種類の冊子を用意し、挿絵や写真、イラストなどを手に取って見ることができる。「1970年大阪万博会場で見た未来」では、各パビリオンのパンフレットやポスター、「太陽の塔」のオブジェを展示する。

 「TEAM EXPO 2025」では、花火イベント「夢洲超花火」やパレードイベント「MERRY EXPO OSAKA(メリーエキスポオオサカ)」など大阪・関西万博の開催3年前や1000日前を記念して実施された共創チャレンジをポスターや映像資料などで紹介。「ドバイ万博と開催予定の博覧会」では、今年3月に閉幕したドバイ万博のピンバッジ約150種類や日本館のポスター、パビリオン内の映像資料のほか、2023年開催予定地のドーハを紹介するパンフレットなどもそろえる。

 12日に開催するトークイベントでは、藤井さんが万博の楽しみ方をレクチャーするほか、さまざまな団体による共創チャレンジを紹介する。

 藤井さんは「1970年の大阪万博で感じたワクワク感を伝えられるようなグッズや資料を集めている。2025年の大阪・関西万博は、関連イベントと併せて楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~20時(土曜は17時まで)。日曜・祝日休館。入場無料。11月21日まで。

 トークイベント(12日)の開催時間は13時30分~16時30分。定員は60人で要予約。

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