アフリカの食や文化を体験できるイベント「WORLD FOOD MARKET(ワールド フード マーケット) ~series AFRIKA(シリーズ アフリカ)~」が9月17日・18日、大阪・梅田のフードインキュベーター施設「OSAKA FOOD LAB(オオサカ フード ラボ)」(大阪市北区中津1)で開催される。
「OSAKA FOOD LAB」は、「食の実験場」をコンセプトに食の分野で新しく事業や店舗展開を目指す人を支援する施設として2018(平成30)年8月、梅田の阪急高架下に開業。今回が初開催となる同イベントは、海外の食文化を多くの人に体験してもらおうと企画した。今回は「アフリカ」をテーマに、各国の料理や雑貨の販売、ライブパフォーマンスなどを用意する。
10組の出店者がアフリカ料理や雑貨を販売。イタリア領事館専属シェフのラザック・アダモウさんが自身の出身国であるニジェールの家庭料理を、和歌山・岩出でレストラン「ヴィラ・アイーダ」を営む小林寛司シェフがコンゴ料理とモザンビーク料理を、それぞれ提供する。タンザニアで生産した布を使ったアパレル製品のほか、南アフリカ産のジンやアフリカ産の豆を使ったドリップコーヒーなどもそろえる。
ライブパフォーマンスは、2人組ユニット「BALANGOMA(バランゴマ)」によるアフリカの木琴「バラフォン」や太鼓「ンゴマ」を使った演奏、ゴスペルグループ「THE SOULMATICS(ザ ソウルマティックス)」による生歌唱、コンゴで生まれたファッション文化「サプール」がテーマのファッションショーなどを用意する。
同イベントを主催する阪急阪神不動産の開発事業本部・村上昌隆さんは「2025年の大阪・関西万博に向けて、今後も世界各地の食と文化を紹介していく。各国の食や文化を多くの人に楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は12時~20時。入場無料。