阪急グランドビル(大阪市北区角田町)28階・31階、阪急三番街(芝田1)北館地下2階の3カ所の喫煙所が9月1日、「防災喫煙所 イツモモシモステーション」としてリニューアルした。
JT(日本たばこ産業、東京都港区)は昨年6月、デザインやイベントを通じて防災情報を発信するNPO法人プラス・アーツ(神戸市)とコラボし、喫煙所を災害時の「帰宅支援ステーション」や、平時の「防災情報ステーション」として機能させるプロジェクトを立ち上げた。
9月1日の「防災の日」に合わせてリニューアルした同喫煙所は、東京都墨田区の喫煙所2カ所とあわせ、同プロジェクトとして初の事例となる。「『いつも』は寄る場所、『もしも』の時は頼る場所。」をコンセプトに、喫煙所の壁面内外に防災行動の呼びかけや、災害時に役立つ情報などを約10種の標語とイラストで掲載した。
梅田地区エリアマネジメント実践連絡会(西日本旅客鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道、一般社団法人グランフロント大阪TMO、大阪市高速電気軌道=大阪メトロ)が展開する「梅田防災スクラム」と連携し、掲示内容やイラストを制作した。