「和牛料理 一石三鳥」(大阪市福島区福島3)が9月1日、大阪・福島にオープンする。運営はヒューマンクリエイト(東京都港区)。
「手の届く高級感」をテーマに2020年10月、東京・新橋に焼き鳥店「厳選串焼 一石三鳥」を初出店。焼き肉店や日本料理店などさまざまな業態の飲食店を展開する。米田拓史社長をはじめ、ブライダル業界出身のスタッフによるおもてなしを通して、「食べる、飲む、それ以上の価値が生まれる場所を」という思いを込めて「一石三鳥」と名付けたという。同店で関西に初進出する。
同店は路地裏にあるオフィスビルの3階に位置し、隠れ家をイメージして看板などは設置しない。店内装飾は約6,000万円をかけ、ライティングや食器など細部までこだわったという。約99平方メートルの店内に、カウンター13席、テーブル14席を設ける。
提供する肉は、「純但馬 うすなが牛」や「万葉牛」などのブランド牛を用意。薄く切ったサーロインに「龍の卵」をのせたユッケ(2,680円)や炭火で焼き上げる牛モモの塊焼き(2,280円)、氷状の牛とサバのだしをかける冷麺(680円)など一品料理のほか、上塩タン(1,880円)、上ハラミ(2,280円)など焼き物もそろえる。
デートや接待での利用が多いことから、店内にレジスペースを設置せず、帰宅後にオンラインで会計を行う「後払いシステム」を採用。ショートメールで送付されるオンライン決済フォームを使い、銀行口座かクレジットカートから支払う。会計に費やしていた時間を、接客の質向上に充てるという。
米田社長は「オープン前にもかかわらず、すでに1000人以上から予約が入っており、大阪の方の期待を感じる。『一石三鳥』ブランドを関西でも広めていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時。月曜定休。