体験型ストア「b8ta(ベータ) Pop-up Osaka Hankyu Umeda」が8月24日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階「祝祭広場」に期間限定でオープンした。
「b8ta」は、「世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供する『体験型ストア』」として2015年、米国・サンフランシスコで誕生した。アラブ首長国連邦やサウジアラビアなど20カ国に店舗を展開し、2020年8月には東京・有楽町と新宿の2カ所に出店。今回、関西初出店となる。
店内の区画を出店企業に有料で貸し出し、ブースで立ち止まったり通り過ぎたりした人数や性別などの統計データ、常駐スタッフ「b8taテスター」が接客時に得た客の声などをまとめたフィードバックを提供する。
会場には、有名企業からスタートアップ企業まで、19社の製品が並ぶ。今年6月に販売を始めた電動軽自動車「日産サクラ」や家庭利用向けの電動小型ショベルカー「PC01E-1」など大型製品のほか、キャッシュレス決済やドアの解錠ができるリング型ウェアラブルデバイスやブラシの先端から出力する低周波で皮膚の凝りをほぐす電気バリブラシなどの生活・美容家電、高タンパクで低糖質な大豆で作った「ダイズライス」などの食品も展示する。
ベータ・ジャパンの北川卓司社長は「『売らない店舗』という新しいビジネスモデルを関西でも広めていきたい。商品やサービスとの偶然の出合いを体験し、楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月28日まで。