JR大阪駅直結の商業施設「エキマルシェ大阪」(大阪市北区梅田3)に7月14日、「キッチンマルシェ」がオープンした。運営はジェイアール西日本デイリーサービスネット(兵庫県尼崎市)。
2012(平成24)年に開業したJR大阪駅桜橋口の在来線改札内にある同施設。2021年に第1期リニューアルとしてテークアウトグルメを中心に26店を出店した。広報担当者の田村竜彦さんによると、20代~30代の女性客の利用が多いという。今回は第2期リニューアルとして、「おいしい通勤」をテーマに早朝から終電前まで利用できる新エリア「キッチンマルシェ」をオープンした。男性客も視野に入れ、居酒屋やラーメン店など関西初や駅中初、新業態など13店が出店する。
関西初出店の「博多ぐるぐるとりかわ竹乃屋」は看板メニューの「博多ぐるぐるとりかわ」「国産赤鶏のもも焼き」(539円~)を用意。このほか、スパイスカレー専門店「Columbia8」、コーヒー専門店「Coffee Gallery HIRO」など3店が駅中初出店、創業100年を迎える老舗洋食店「洋食北極星」、ギョーザやシューマイ、アジフライなどの定食を提供する「大衆食堂ROOKIE」など3店が新業態としてオープンした。改装前にも営業していた「だし茶漬け えん」は8時から「朝食だし茶漬け」を提供する。
エキマルシェ大阪改札口には、通勤や通学で通る人に向けて「エキマルシェ大阪」の情報を発信する大型デジタルサイネージ「エキマルカイサツビジョン」も新設した。
田村さんは「駅直結なので朝から終電間際まで、グルメとお酒を楽しんでほしい。ふらっと立ち寄ってもらえたら」と話す。
営業時間は6時30分~23時。