グランフロント大阪(大阪市北区大深町)で7月、8月に子ども向けの食育プログラム「Umekiki こども記者倶楽部」が開催される。企画は「KUUMA」(神戸市)。
グランフロント大阪の飲食店が食文化の発信と食育活動を目的に、2013(平成28)年から行っているプロジェクト「Umekiki」。今回は「食の好き嫌いが生まれるワケ」をテーマに、子どもが記者として専門家へのインタビューや実験を行い、学んだ内容を新聞記事にまとめるプログラムを初開催する。
プログラムは4回に分けて実施する。1・2回目は、大阪大学大学院人間科学研究科の専門家やグランフロント大阪に出店するシェフ5人を講師に迎え、味覚の感じ方が人により異なる原因を探る実験を行う。3回目は、それまでに学んだ知識や専門家へのインタビューを基に、3人1組で新聞記事の作成を行う。4回目で子どもたちによる記事の発表会を開き、新聞「Umekiki Paper」にまとめて館内などで無料配布する。
同社ディレクターの木村有希さんは「食べ残しやフードロスへの関心にもつなげていきたい。身の周りの物事を探求し、日々の生活が面白くなるようなプロジェクトにできれば」と話す。
対象は6歳~12歳。参加無料。定員15人。参加申し込みは7月6日まで。