阪急電鉄(大阪市北区芝田1)が6月16日から、オンライン鉄道イベント「阪急レールウェイフェスティバル2022 ONLINE」を開催する。
昭和時代に活躍していた「100形」(手前)と「900形」(奥)の限定映像も
阪急ファンに楽しんでもらおうと毎年春と秋に「正雀工場」(摂津市)で開催してきた同イベント。今回はコロナ禍のため、昨年に続きオンラインで開催する。
オンライン上にイベントコーナー8つを用意する。「保存車両コーナー」では、開業当初に製造された「1形」や日本で初めて量産された全鉄鋼製の「600形」など、正雀車庫で保存している車両の映像を初めて配信する。「みんな運転士コーナー」では北千里駅~千里山駅を走行する展望映像の配信や、「動画コーナー」では普段見ることのできない鉄道施設の夜間点検作業の様子など、新たな動画コンテンツも用意する。
参加型イベントも実施する。全問正解するとオリジナルの塗り絵がもらえる「クイズコーナー」や電車に関する質問に各担当者が答える「しつもんコーナー」など。「オークションコーナー」では、行き先や運行区間などを示す「種別表示幕」やレールの一部など、実際に使用していた鉄道部品120点を出展する。
同社えきまち事業部の武知辰也さんは「イベントのために撮影した限定の動画コンテンツをたくさん用意する。オンラインで開催するので遠方のファンも楽しんでもらえたら」と話す。
16日10時開始。8月31日18時終了予定。参加無料。