「展示内容が全て嘘」という展示会「大嘘博物館 カプセルトイ 2億年の歴史」が6月10日、梅田ロフト(大阪市北区茶屋町)4階イベントスペースで始まる。
「カプセルトイ」が2億年前から存在したという設定で、会場を「古代」「近代」「未来」「闇」の4ゾーンに分け、古代ガチャの出土品、頭にカプセルを載せた恐竜の化石、1980年代を席巻したというテレビヒーロー「ガチャファイター廻(めぐる)」のファンの部屋再現、名前や仕事などがガチャで決められる「未来のガチャマシン」など、さまざまな物を展示する。
来場者は入場時、ガチャ用コインを10枚受け取り、会場内にあるガチャマシンを実際に回すことができる。コインは1987(昭和62)年に開催された「ガチャ万博」の記念コインを復刻した物というこだわりも見せる。物販コーナーでは、「大嘘博物館ポストカード」(各165円)、「ガチャ万博復刻Tシャツ」(2,970円)、「ガチャファイター廻」グッズが当たるガチャ(500円)などを販売する。
同展をプロデュースする映像作家の藤井亮さんは「東京でも展示会を開催したが、大学生や高校生などの若い女性の来場が多かった。グループで来てもらって、突っ込みながら見てもらえれば」と話す。
開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場料は600円(未就学児無料)。7月10日まで。