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梅田のシンボル「大阪マルビル」建て替えへ 解体は来年夏

「大阪マルビル」の歴史

「大阪マルビル」の歴史

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 ホテルや飲食店などが入る複合ビル「大阪マルビル」(大阪市北区梅田1)の建て替えが5月13日、明らかになった。同日、大和ハウス工業(大阪市北区)と大阪マルビル(同)が発表した。

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 発表によると、解体工事の着手は来年夏。新ビル完成は2030年春を目指す。

 同ビルは大阪の超高層ビルの先駆けとして1976(昭和51)年に完成。高さ124メートル、直径30メートルの円筒形で、屋上に設置された電光掲示板と共に大阪のランドマークとして長らく親しまれてきた。完成から50年近くが経過し、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力低下が課題となってきたことから建て替えが決まった。

 建て替えでは、より高層化し、多目的に利用できるホールや高機能オフィスの設置などで「賑(にぎ)わい創出の場」「文化交流の場」としての役割を付加するという。解体後の敷地は、2025年に大阪で開催される日本国際博覧会で臨時のバスターミナルとしての活用も予定する。

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