大阪発祥のたこ焼きを食べ比べできる「OSAKA たこ焼きマーケット」が4月29日、HEP FIVE(大阪市北区角田町5)1階にオープンした。
大阪・ユニバーサルシティーウォークと東京・お台場に「たこ焼きミュージアム」を運営するベスカンパニーが、大阪のたこ焼き店を集積した「タコヤキ迎賓館」をコンセプトに同施設をオープンする。
1期、2期に分けて5店がテナント出店する。第1期オープンの4月29日は、HEP FIVE1階の約76平方メートルのフロアに「あべの たこ焼き やまちゃん」「タコバル 道頓堀 くくる」の2店が並んで出店した。同フロアには、共通のイートインスペース8席、立食スペース12席の計20席を設ける。第2期オープン予定の7月以降は、HEP ナビオ1階・約143平方メートルのフロアに、「アメリカ村 甲賀流 鉄板大国」「たこ焼き発祥の地 大阪玉出 会津屋」「大阪西中島 たこ焼き 十八番」の3店が出店する。
新店では、通常メニューのほか限定メニューもそろえる。「あべの たこ焼き やまちゃん」は、キムチ・オリーブマヨネーズとトマト・チーズとブラックペッパーをのせた「チーズフォンデュ風 三味盛り」(各種3個ずつ=1,350円)、梅酢ソース・梅酢しょうが・梅塩をのせた「紀州南高梅 三味盛り」(各種3個ずつ=1,150円)の2種類を販売する。「タコバル 道頓堀 くくる」は、溶かしたチーズをかけた「ラクレットたこ焼き」(6個=800円)、チーズやバジル、ウニ、トリュフ塩など10種類の中から2種類のソースをかける「ハーブたこ焼き」(6個=650円)を用意する。
「くくる」の永尾俊一社長は「大阪のたこ焼き店で力を合わせて、たこ焼きの多様性や素晴らしさを大阪から世界へ広めていきたい。お酒とのペアリングも楽しんでもらえたら」と意気込む。
営業時間は11時~22時。