スーパーマーケット「紀ノ国屋」が3月9日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)地下2階にオープンした。
紀ノ国屋は1910(明治43)年、東京・青山で創業し、首都圏を中心に店舗を展開。関西への出店は2020年7月の京都に続く2店舗目。大丸梅田店は大阪初出店で40店舗目。売り場面積は約33平方メートル。同フロアに食品とエコロジーバックを扱う売り場を2カ所設ける。
約850点をそろえる食品や雑貨など商品のうち約800点をプライベートブランド商品が占める。累計販売数が20万本以上に上る「贅沢(ぜいたく)な卵かけトリュフしょうゆ」(1,080円)や2018(平成30)年の発売以来、紀ノ国屋の菓子部門販売数1位の「ラー油せんべい」(398円)、1958(昭和33)年から販売を続ける「イギリスパン」(399円)などを並べる。
大阪梅田店限定の商品は、地元企業「リバーフィールド」(摂津市)とコラボした「贅沢な渦巻く黒豆のホールブレッド」(1,350円)や「紀ノ国屋」の焼き印を入れた「玄米入り薄皮焼きあんぱん」(289円)、大丸松坂屋百貨店の公式キャラクター「さくらパンダ」をあしらう「さくらパンダ保冷バッグ」(1,980円)(数量限定)などを用意する。
全てのプライベートブランド商品開発に携わる紀ノ国屋の高橋一実副社長は「過去に出店したポップアップショップが好評で、満を持して常設店を出店できた。価値と魅力ある商品を開発し、来店客に期待してもらえるような店づくりができれば」と話す。
営業時間は10時~20時。