梅田のNU茶屋町(大阪市北区茶屋町)4階に1月20日、サステナビリティが体感できる多目的スペース「STAND PARK(スタンドパーク)」が開設された。
リサイクルやゼロウェイスト、教育や地域コミュニティなど、さまざまな視点で企画したサステナブルイベントを開催するスペース。クリエイターやブランド、ショップとコラボしたイベントを企画することで「サステナブルを気軽に、楽しく、身近に感じるきっかけ」を目指すという。フロアも、環境問題に配慮して再生可能な素材や古材を使った空間に仕上げている。イベント期間外は、休憩場所として利用できる。
1回目は、古着を専門にしたTikTok動画を配信し、フォロワー数4万人を超えるCHANKKY(チャンキー)さんと古着ショップ「PIGSTY A-Z」と「CHAPPIE WHOLE SALE」の2店によるコラボ企画を開催。店頭には、メンズ、レディース合わせて約2000点の商品を集め、全品2,000円~5,000円で販売する。オープン初日は店外まで行列をつくる盛況ぶりだったという。客層は10代~20代の男性客が中心。売上の一部は、学生を支援する目的で日本学生支援機構に寄付する。
2月以降は「代官山青果店」とラボしたイベントを予定。今後もサステナビリティを意識したイベントを定期的に開催するという。
商業企画グループの神田彩帆さんは「『STAND PARK』の『STAND』には、ふらっと立ち寄ってほしいという意味を込めている。イベント目当てにNU茶屋に来る人も、別の目的で来た人にも気軽に楽しんでもらい、SDGsを意識してもらうきっかけになれば」と話す。
営業時間は11時~21時。27日まで。