タレントのコロッケさんがプロデュースするコロッケ店「コロッケのころっ家」（大阪市北区天神橋1、TEL 06-4792-8228）が12月15日、天神橋筋二丁目商店街にオープンした。

岩崎宏美さんの物まねを披露するコロッケさん

　自身の芸名にちなんだコロッケで、「家庭の食卓を少しでも明るくしたい、笑顔をお届けしたい」という思いから開いたテークアウト専門店。2021年2月に東京・新小岩にオープンしたのを皮切りに、現在は5店舗を展開。同店は関西エリア初の出店となる。

　大阪天満宮表大門から徒歩1分の立地に出店。入り口にはコロッケさんをデフォルメした特大フィギュアを配置し、客をコミカルに出迎える。

　メニューは全14種類で、コロッケは120円から提供。「かぼちゃのドーナツコロッケ」（180円）や「明太（めんたい）クリーミーコロッケ」（240円）などの創作メニューを考案したり、体に優しい素材を採用したりと、一般的な総菜店が販売するコロッケとの差別化を図る。同店限定オリジナルソースとして、大阪の「コナモン文化」を意識したソースを開発。「コロッケバーガー」（500円）や「メンチカツバーガー」（650円）に採用して販売する。

　初日は、店のエプロンを着用したコロッケさんが駆け付け、客と一緒にオープンを祝った。オープニングセレモニーでは、岩崎宏美さんや五木ひろしさんなどの物まねを次々と披露し、店前は爆笑の渦に包まれた。フォトセッション時には、報道陣だけでなく、集まった客に向けて、自らカウントしながら顔まねを撮影する時間を設けたり、待ち時間に松山千春さんの物まねを披露したりとサービス精神あふれる対応で、終始客を楽しませた。

　店で販売するコロッケについて、コロッケさんは「普通のコロッケよりかは（値段は）高いけど、品質は味見をして確かめている。おいしいものを作っているので、かわいがってもらえたら」と呼び掛ける。

　営業時間は10時～19時。