スマートフォンのアプリを活用してXR体験を楽しめる「XRシティOSAKA-UMEDA」が12月7日、梅田エリア4カ所で始まった。運営は、NTTドコモ(東京都千代田区)、阪急阪神百貨店(大阪市北区)、阪急阪神不動産(同)。
XRとは、仮想現実のVRや拡張現実のAR、複合現実のMRといった先端技術の総称を指す。エリア全体を使ってXRを体感できる同イベントは、NTTグループが展開するXR事業の取り組みの一環で企画。今年6月に行った東京・新宿での開催に続き、2回目の開催となる。
体験スポットは、阪急うめだ本店屋上広場、同店祝祭広場、阪急サン広場、うめきた外庭SQUAREの4スポット。公式ウェブサイトからXR体験アプリ「XRシティ」をダウンロードし、各スポットでスマートフォンをかざして楽しむ。コンテンツは、イルミネーションに雪が降るエフェクトが重なるものや、ドコモのキャラクター「ポインコ兄弟」が出現するコンテンツのほか、同店9階で12月9日から始まる「アニメージュとジブリ展」との連動コンテンツとして、「天空の城ラピュタ」に登場する「ラピュタ」をイメージした造形物を3Dで楽しめるもの、歴代の「アニメージュ」表紙などを用意する。
担当者は「XRを用いて街を回遊しながら楽しめるイベントの可能性や、梅田エリアでのXRの更なる活用方法を検証し、梅田エリアの継続的な活性化に貢献したい」と意気込む。
来年1月10日まで。アプリ料金やイベント体験料金は無料。