ヒルトン(アメリカバージニア州)の最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア」が2025年、JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」(大阪市北区大深町)に日本初進出する。同エリアでは、2024年に「キャノピーbyヒルトン」と、阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)運営ホテルの2ホテルの開業も予定している。
ウォルドーフ・アストリア大阪「ピーコック・アレー」(イメージ)
「ウォルドーフ・アストリア」は、1893(明治26)年にアメリカ・ニューヨークで開業したヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド。現在イギリスやタイなど約35軒を展開している。日本初進出の「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、南街区賃貸棟・西棟の2階を含む28階~38階にオープン。50平方メートルを中心とした252部屋の客室のほか、レストランや、ブランドの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などを備える。
2024年には、地域に密着したライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン」も日本初進出。北街区賃貸棟の最上階を含む10階~25階に開業し、32平方メートルを中心とした308部屋の客室を設ける。ホテルには、ルーフトップバーを兼ね備える「キャノピー・セントラル」やカフェのほか、会議室、フィットネス、トランスファー・ラウンジを備える。2024年下期には、阪急阪神ホテルズ運営のホテルも開業。南街区賃貸棟・東棟の5階~28階に開業し、客室は23 平方メートルを中心に482 部屋を設ける。
ヒルトン日本・ミクロネシア地区開発担当副社長の藤本博久さんは「2025年までにラグジュアリーブランドとライフスタイルブランドの2ホテルが加わり計5ホテルとなることで、より一層国内外の幅広い、多様なお客さまの需要に対応する」と話す。