大宮エリーさん作の体験型アートオブジェ「お花の妖精 フラワーマン」 が11 月 12 日、大阪・梅田の「うめきた外庭 SQUARE」(大阪市北区中津5)に現れた。
アーティスト・大宮エリーさんによる「コロナ禍で経済も精神面も疲弊してきている日々に、人と繋(つな)がり、遊び心を取り戻すことで笑顔になってほしい」という思いから誕生した体験型アートオブジェ。大宮さん初の大規模立体作品で、全長6.5メートル、高さは4メートルある。
「地球からにょきっと生えた」イメージで作成されたという同オブジェ中心部の黄色い花には、笑みを浮かべる表情が描かれ、白を基調にした身体部分は30の草花で彩る。「描いた30の草花は全て雑草。『踏まれても強く生きる雑草のようにたくましく育ってほしい』という願いを込めた」と大宮さん。フラワーマンの中は滑り台になっており、背中から肩や腕の方に滑って遊んだり、手のひら部分のベンチに座って休憩したりできる。大宮さんは「子ども向けのアート作品だが、大人も童心に帰って楽しんでほしい」と呼び掛ける。
設置は来年3月14日まで。入場無料。